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瀬音とボクとよしみくん
第40章 秘密の場所
いったい、どれくらい、時間がたったのだろう。
ボクが落ち着くまで
瀬音くんは、ずっと、抱きしめていてくれた。
「……純、あのな……良実は……こ……」
瀬音くんが、何か声をかけてくれて、説明し始めてくれたけど、ボクの耳に入ってこなかった。
風が吹き、桜が舞う中、その向こうに、来た
のは……良実くん?
ほら、やっぱり嘘じゃん。
嘘だったんだ。
そうだよ。
ボクは瀬音くんから離れ、良実くんに駆け寄り、飛びつき、抱きしめる。
そして、また、号泣。
ボクが落ち着くまで
瀬音くんは、ずっと、抱きしめていてくれた。
「……純、あのな……良実は……こ……」
瀬音くんが、何か声をかけてくれて、説明し始めてくれたけど、ボクの耳に入ってこなかった。
風が吹き、桜が舞う中、その向こうに、来た
のは……良実くん?
ほら、やっぱり嘘じゃん。
嘘だったんだ。
そうだよ。
ボクは瀬音くんから離れ、良実くんに駆け寄り、飛びつき、抱きしめる。
そして、また、号泣。