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瀬音とボクとよしみくん
第7章 初めての女装○
鏡の中の自分にみとれ続けるボク。
「もう、みとれすぎ、変態で、おまけにナルシスト?」
「あ、いや、うん」
「もう、いい? ここからがあたしのお願い」
そうだ、お願い。
肝心のお願いがわからない。
なんで、ボクが女装しないといけないんだろう。
「純くんには、この姿でデートしてほしいの」
「デート? マリアちゃんと?」
「なわけないでしょ。男子とにきまってるでしょ」
「男子? 誰?」
「有貴」
「ゆうきくん?」
「知ってるでしょ? 隣のクラスなんだから」
「うん、まぁ、なんとなく。でもなんで?」
「しつこく誘われているの」
「うん」
「だから」
「うん? だから? なんでボクが?」
話がまったくみえてこない。
「もう、ほんとにしつこいの。それにあたしだけじゃなくて、他の女子にもね」
「それはわかったけど、どうしてボクが」
「まぁ、お願いしやすかったから?」
「う~ん。つまり、マリアちゃんの代わりにボクがゆうきくんとデートすればいいの? そうすればプールの件は黙っててくれるの?」
「そう、やっとわかってくれた。もう、ここまでくるのに手間取った……
「もう、みとれすぎ、変態で、おまけにナルシスト?」
「あ、いや、うん」
「もう、いい? ここからがあたしのお願い」
そうだ、お願い。
肝心のお願いがわからない。
なんで、ボクが女装しないといけないんだろう。
「純くんには、この姿でデートしてほしいの」
「デート? マリアちゃんと?」
「なわけないでしょ。男子とにきまってるでしょ」
「男子? 誰?」
「有貴」
「ゆうきくん?」
「知ってるでしょ? 隣のクラスなんだから」
「うん、まぁ、なんとなく。でもなんで?」
「しつこく誘われているの」
「うん」
「だから」
「うん? だから? なんでボクが?」
話がまったくみえてこない。
「もう、ほんとにしつこいの。それにあたしだけじゃなくて、他の女子にもね」
「それはわかったけど、どうしてボクが」
「まぁ、お願いしやすかったから?」
「う~ん。つまり、マリアちゃんの代わりにボクがゆうきくんとデートすればいいの? そうすればプールの件は黙っててくれるの?」
「そう、やっとわかってくれた。もう、ここまでくるのに手間取った……