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瀬音とボクとよしみくん
第9章 授業中に?○
「バカっ、邪魔すんなっ。息止め対決してたんだから」


「え、そ~なの?」


とは言ったものの、あのマリアちゃんが納得するはずがない。
怪訝そうな顔はそのまま。


「ん~、まっ、いいか。あたしも混ぜて」


マリアちゃんは突然プールサイドから飛び込んできた。
ちょうどボクらがオシッコを出した所に。


あれ?
知っていたら、気持ち悪がれて、罵倒するだろうに。


それに、ボクたちは、すっぽんぽん。
潜られたらやばい……なんて思っていたら、


「じゃー、いくよっ」


マリアちゃんは勝手に一人で潜ってしまう。
慌てて、おちんちんを必死で隠す。


水の上からだとよく見えないけど、マリアちゃんはボクの股間の方を見てるようにみえた。
必死で向きを変えるのに、それにあわせてマリアちゃんも動く。
それに、どんどん近づいてくる。


ちょっと、マリアちゃん?


しばらくして、マリアちゃんは、水中から、顔を出した。


マリアちゃんは、ボクを睨んで、不敵な笑みを浮かべた。


「やっぱ……変態っ」


マリアちゃんは、それだけ言って離れていく。


……やっぱり、完全にばれてる。
もしかして、うまくごまかせた、とも思ったのに。
瀬音くんと見つめあい
瀬音くんは笑っているけど、ボクは苦笑い。






でも、また瀬音くんとできて、本当に嬉しい……
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