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瀬音とボクとよしみくん
第9章 授業中に?○
女子の一人がプールサイドから、ボクたちに声をかけてきた。
あ……マリアちゃんだ。
よりによってマリアちゃん?
腕組みをして、ボクらを見下ろす。
ボクは、瀬音くんの肩に乗せていた手を慌てて下ろして、瀬音くんから距離をおく。
異様に息をきらすボクたちを怪訝そうに上から睨む。
それに、ボクたち二人は今は水着を履いていない。
「……み、見てたの?」
不自然にならない程度に股間を隠す。
「うん、プールの端っこでなにやってんのって思って」
やばい!
見られていた?
どこまで?
急に青ざめる。
ぼくたちは今度こそ学校中の笑い者になる。いや蔑まれる。
「いや、ちがうんだよ、これは、あの……」
ボクは言い訳に困る。
「抱き合ってたよね。それで、水中で……」
全部見られていた。
あぁ、ダメだ。
どうしたって言い訳できない。
オシッコを出したばっかりの気持ちいい余韻は一瞬で、消えてしまった。
授業中、みんながいる中でするなんてバカだった。
激しく後悔する。
あ……マリアちゃんだ。
よりによってマリアちゃん?
腕組みをして、ボクらを見下ろす。
ボクは、瀬音くんの肩に乗せていた手を慌てて下ろして、瀬音くんから距離をおく。
異様に息をきらすボクたちを怪訝そうに上から睨む。
それに、ボクたち二人は今は水着を履いていない。
「……み、見てたの?」
不自然にならない程度に股間を隠す。
「うん、プールの端っこでなにやってんのって思って」
やばい!
見られていた?
どこまで?
急に青ざめる。
ぼくたちは今度こそ学校中の笑い者になる。いや蔑まれる。
「いや、ちがうんだよ、これは、あの……」
ボクは言い訳に困る。
「抱き合ってたよね。それで、水中で……」
全部見られていた。
あぁ、ダメだ。
どうしたって言い訳できない。
オシッコを出したばっかりの気持ちいい余韻は一瞬で、消えてしまった。
授業中、みんながいる中でするなんてバカだった。
激しく後悔する。