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第2章 きいろい花

気付くとカンナは

まぶしい笑顔を…更にまぶしくして

ニコニコ笑ってて・・・





『嬉しい・・・！！

それは言われた事ないや！

なんか・・・ケイゴくんてすごい！』





『・・・？？？』




なんかさ・・・余計めんどくさいことに









『わっかみたいな・・・花
言われて見ればそうだね！？

環菜・・・超〃当て字〃で
〃ひまわり〃って読めるかなぁ？？(笑)』







いや・・・ならないっしょ？

確実に・・・(苦笑)







『まるい(環)・・・はな(菜)

もしかして…そういう意味もありで

つけてくれたのかなぁ？？』







でたーーーー(苦笑)

また始まったよ

自分の名前大好きチャン








『不思議だよね・・・♪

黄色いからかな？膨張して

尖ってる花びらなのに
沢山集まると…まるい

わっかみたいに見えるね』







『・・・・・・そんな喜ぶこと？(笑)』






『うん・・・っ♪』







『あ・・・そ(笑)』









『私・・・花の中で

〃ひまわり〃がいちばん好きなの』








『・・・』



自分の顔よりも一回り大きい

黄色い花に、そっと両手を添えて

顔を並べて・・・微笑む






その表情は






黄色い・・・ひまわりにも


太陽にさえも・・・もひけをとらない







まぶしくて…まぶしくてたまらない


笑顔だった