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Best name ~ ひまわりとの約束 ~
第3章 青い時代(とき)の瞬き

ボンボンオタッキーの奇行(?)に
オレは隙を見てさっさと保健室を出た



チャリ置き場に行って
チャリに股がってさっさと校庭を横切る


ところだけど





『滝川くんっ・・・』





『・・・』



キキィ…っ




カンナの声にまた振り向いた



なんか疲れたしさ

シカトして通りすぎたら良いんだけど




ヒョコヒョコ・・・




カンナが心なしか脚引きずって

一生懸命ついてくるからさ







『・・・』


『あの・・・ホントありがとう』






しつこいな

何度も言うなよ

ほっとけば良かったよ








『ぷっ・・・とか言って

どさくさでお前も

あのオタッキー振りきってきたろ?(笑)』







『は・・・?』





ま・・・ちょっとイジワル

言ってみただけだけどね?







『泣き止んだとこをさ

ひっぱたいて・・・すっ転ばして

思いっきりふんずけてやったら?

泣いて喜んだんじゃない?アイツ(笑)』






『???』





ま・・・そんなファンキーなジョーク

コイツに通じるワケないよね(笑)







『クス・・・乗れば?』



オレはチャリに股がったまま
後ろを指した





『え?・・・いいよ』






『・・・~~』






〃自転車の二人乗りは禁止です〃



・・・って?(笑)





そんなことはさ

みんなわかっててやってんじゃないの?



なにもさ・・・ケガした脚が

ジンジン痛むのに

無理に走りまわることないじゃん?




『血が止まるまで…じっとしてれば?』



『え・・・』





『早く帰ろうぜ?』



『う・・・うん』




ためらうカンナを

チャリの後ろに乗せた



コイツが・・・がに股で

チャリに2ケツ(二人乗り)なんて

イメージしにくい・・・とか思ったら







カンナはちゃんと

横向きで…脚を揃えて

控えめに後ろに乗ってた(笑)




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