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第3章 青い時代(とき)の瞬き

おもらし(あ・決めつけね？)泣き虫

ボンボン系オタッキーは

カンナの一喝に・・・







『は・・・葉月さん・・・

うっ・・・だ…だってボク…ボク

ボクぅ・・・うっ…うぅっ…

えぅ……あぅっ・・・うぅっ』








『・・・ぁ』


『・・・あ～～ぁ・・・なんとかしろよな』




おもらし泣き虫ボンボンオタッキーの

(仮名長いな？誰かなんとかしてくれる？)

あまりのしょうもなさに

たまりかねたオレは

カンナにツッコミを入れた





カンナがいなかったら

蹴り入れてたかもしんないから？(笑)








『ぁ・・・う、んと
だから…ヨシオカくん？

それは…イジメでもなんでも
する人が一番悪いよ？？

さっきの先輩たちが
一番悪いよ？？

だからって…そんなね
ホイホイ言いなりになってたら

酷くなるばかりだよ？
ちゃんと…断る勇気だって持たないと』






『ぼ・・・ぼく、なんか

そんなのもう・・・慣れっこって言うか』






『あ・の・ねぇ！！

だから！それがいけないって！！

今言ったのよ！あたし！！』





『は・・・葉月さん

う・・・うん・・・ごめんなさい』







『・・・』


泣き止んだかと思えば？


顔赤くして？・・・〃ポッ〃って？


なんだよっ？！〃ポッ〃って？？





なんか・・・・・・〃ドＭ〃？？？




どんだけキモいんだよこのオタッキー？！




そろそろカンベンしてくれるか？？







『・・・う・・・うん(汗)

とにかく・・・あんまりメソメソしたり
弱気な感じでばかりいたら

来ないイジメっ子まで寄って来ちゃうよ
もっと…ええと、シャキっとして？

ヨシオカくん
お・・・男の子でしょ！！』






『う・・・うん…っ

はい・・・葉月さん・・・』







だからなんなんだよ？！
その…顔〃ポッ〃ってやつ？！

顔赤くしてポッとすんの
やめろこのオタッキー？？！



ブルルっ・・・


あぁ・・・寒気が








『あの・・・葉月さん
今日は本当にありがとう・・・』




『ううん、それなら・・・滝川くんに

～～あれ？・・・滝川くん～～・・・？？』









『あのね…葉月さんボクね

あれ？・・・葉月さん？？・・・？？』