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イケメンエリートの欠点
第3章 水の中での戯れ

「玲那」
厳しさを含んだ賢哉の声にびっくりすれば、向かい合うように身体の向きを反転させられる。
突然の事に、浴槽内のお湯が大きく揺らめく。
「結婚する時にも言ったけど、生活費を稼いでるから偉いとか偉くないとか、そんなのどっちでもない。強いて言うなら俺は外で、玲那は家で仕事をしてる、それくらいだ。…俺、一度でも玲那に偉そうな態度とった事あった?『誰の金で飯食えてると思ってるんだー!』とか、怒鳴った事あったりしたっけ?」
賢哉の問いに、玲那は首を左右に振る。
厳しさを含んだ賢哉の声にびっくりすれば、向かい合うように身体の向きを反転させられる。
突然の事に、浴槽内のお湯が大きく揺らめく。
「結婚する時にも言ったけど、生活費を稼いでるから偉いとか偉くないとか、そんなのどっちでもない。強いて言うなら俺は外で、玲那は家で仕事をしてる、それくらいだ。…俺、一度でも玲那に偉そうな態度とった事あった?『誰の金で飯食えてると思ってるんだー!』とか、怒鳴った事あったりしたっけ?」
賢哉の問いに、玲那は首を左右に振る。

