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第3章 水の中での戯れ

「…賢哉のエッチ」

「玲那を辱めようとして喋ったんじゃないよ」

「元はと言えば、賢哉のせいだし」

「まあ確かに『俺のせい』かもしれないけど。でも結局は玲那の身体の事だからさ」

「もうっ。賢哉ってば」

「ごめんごめん。もうやめる」

ちょっと本気でご機嫌斜めになりつつある妻の身体を、賢哉は包み抱いた。

温かで優しい馴染みの腕の中は、悔しいけれど少しぐらいの怒りはすぐにないものにしてしまう。