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イケメンエリートの欠点
第4章 幸せに揺れる日々

「えー!でもさあ、そしたらその時まで新しい玲那の服、あんまり買えなくなっちゃうじゃん。それはやだなあ。だって俺、可愛い玲那いつも見てたいもん」
場所を選ばず自分の妻を褒め倒す夫に、こちらの方が参ってしまう。
「…賢哉、恥ずかしいよ」
「だって玲那、本当に可愛いもん。俺に言わせてもらえば、奥さんを褒めない旦那の方がよほどどうかと思うけど?」
「それはまあ、そうかもしれないけどさ」
「『けど』じゃなくて『そう』なの!…あ!」
突如、何かに反応し。
賢哉は玲那の手を、右前方に強く引っ張った。
場所を選ばず自分の妻を褒め倒す夫に、こちらの方が参ってしまう。
「…賢哉、恥ずかしいよ」
「だって玲那、本当に可愛いもん。俺に言わせてもらえば、奥さんを褒めない旦那の方がよほどどうかと思うけど?」
「それはまあ、そうかもしれないけどさ」
「『けど』じゃなくて『そう』なの!…あ!」
突如、何かに反応し。
賢哉は玲那の手を、右前方に強く引っ張った。

