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イケメンエリートの欠点
第4章 幸せに揺れる日々

「玲那?」
「…」
「どうかした?」
「…」
「もしかして玲那、怒ってる…?」
ただでさえ機嫌は良くなかった。
それに上乗せされ『もしかして』なんて仮定をしてくる夫に、玲那の頭の中で何かが弾ける。
今回だけなら、こんなにもやもやしない。
むしろ『買ってくれてありがとう』で終わる。
でも結婚してからこんな事が、もう一体何回あっただろう。
やんわりと伝えてきたつもりだが、それでは全く効果がない事が改めてよく分かった。
お互い怒鳴り合う事なんてまずないけれど、今日ばかりは引けない。
「…」
「どうかした?」
「…」
「もしかして玲那、怒ってる…?」
ただでさえ機嫌は良くなかった。
それに上乗せされ『もしかして』なんて仮定をしてくる夫に、玲那の頭の中で何かが弾ける。
今回だけなら、こんなにもやもやしない。
むしろ『買ってくれてありがとう』で終わる。
でも結婚してからこんな事が、もう一体何回あっただろう。
やんわりと伝えてきたつもりだが、それでは全く効果がない事が改めてよく分かった。
お互い怒鳴り合う事なんてまずないけれど、今日ばかりは引けない。

