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イケメンエリートの欠点
第4章 幸せに揺れる日々

「またそんな事言って。『家でやれよ』って、遠巻きに引かれてるんだってば」
「それは確かに。じゃあ早く家に帰って続きしよ?」
「もうっ、賢哉ってば!またそーいう事」
「はいはーい。俺の奥さんは怖いからなあ」
「怖くさせてるの賢哉でしょーが!」
「はい、俺が悪かったです。ごめんなさい」
一応反省を述べてはいるが、ふざけ半分なのは明白だった。
玲那はもっと文句を言ってやろうと息巻いたのだが、そのタイミングで賢哉が三階に続くエレベーターへと動いた。
これ以上の悪ふざけは、妻の大きな雷が落ちると直前で察知したらしい。
出鼻を挫かれる形となり面白くない玲那だったが、とりあえず移動してはくれたので、この場は自分がおとなとなり収める事にする。
「それは確かに。じゃあ早く家に帰って続きしよ?」
「もうっ、賢哉ってば!またそーいう事」
「はいはーい。俺の奥さんは怖いからなあ」
「怖くさせてるの賢哉でしょーが!」
「はい、俺が悪かったです。ごめんなさい」
一応反省を述べてはいるが、ふざけ半分なのは明白だった。
玲那はもっと文句を言ってやろうと息巻いたのだが、そのタイミングで賢哉が三階に続くエレベーターへと動いた。
これ以上の悪ふざけは、妻の大きな雷が落ちると直前で察知したらしい。
出鼻を挫かれる形となり面白くない玲那だったが、とりあえず移動してはくれたので、この場は自分がおとなとなり収める事にする。

