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イケメンエリートの欠点
第4章 幸せに揺れる日々

「うん。買ってあげる」
玲那の手からピアスを受け取り、賢哉はレジへと向かう。
その足取りは軽く、上機嫌なのが後ろ姿からも伝わってくる。
夫の背中を見送りながら、玲那は小さな息を吐いた。
何かしらのものを買わないとどうしても納得いかないのなら、不本意だが買ってもらうしかない。
ただし、もう既に靴を購入済なので、予算は限りなく抑えたもの。
そう思ったところに、ちょうど低価格で買えるアクセサリー屋を発見した。
天の助けとばかりに見繕い、それでどうにかこの場を収めようと目論んだ。
玲那の手からピアスを受け取り、賢哉はレジへと向かう。
その足取りは軽く、上機嫌なのが後ろ姿からも伝わってくる。
夫の背中を見送りながら、玲那は小さな息を吐いた。
何かしらのものを買わないとどうしても納得いかないのなら、不本意だが買ってもらうしかない。
ただし、もう既に靴を購入済なので、予算は限りなく抑えたもの。
そう思ったところに、ちょうど低価格で買えるアクセサリー屋を発見した。
天の助けとばかりに見繕い、それでどうにかこの場を収めようと目論んだ。

