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イケメンエリートの欠点
第5章 かけ離れた幸福

「玲那さん、凄いわねえ」
莢子の感嘆に、玲那は羞恥から俯いてしまう。
「付き合ったばかりの若いカップルや同棲してる恋人同士ならいざ知らず、既婚でそれは確かに凄いわ」
緋音も感心するが、しかし莢子は首を振る。
「私だって昔は毎日のようにしてたわよ。それこそ今だって、週五くらいはしてるし?」
「莢子さんの意見はちっとも当てにならないです。莢子さんの場合旦那さんだけじゃなく、それこそひと晩限りの男を相手にしてたりするじゃないですか」
「私が驚いてるのはそこよ」
綺麗なネイルを施した右手の人差し指を、莢子は緋音に向けて立てた。
莢子の感嘆に、玲那は羞恥から俯いてしまう。
「付き合ったばかりの若いカップルや同棲してる恋人同士ならいざ知らず、既婚でそれは確かに凄いわ」
緋音も感心するが、しかし莢子は首を振る。
「私だって昔は毎日のようにしてたわよ。それこそ今だって、週五くらいはしてるし?」
「莢子さんの意見はちっとも当てにならないです。莢子さんの場合旦那さんだけじゃなく、それこそひと晩限りの男を相手にしてたりするじゃないですか」
「私が驚いてるのはそこよ」
綺麗なネイルを施した右手の人差し指を、莢子は緋音に向けて立てた。

