この作品は18歳未満閲覧禁止です

- 小
- 中
- 大
- テキストサイズ
イケメンエリートの欠点
第5章 かけ離れた幸福

「毎日セックスしてる人達は他にいくらでもいるし、それ自体は別に大した事ないわ」
「確かにいる事はいるだろうけど…既婚ともなると年々その率、かなり下がると思うんですけど」
どうやら『凄い』と思ったポイントは、彼女とは少しずれてたらしい。
料理教室で知り合い、たまにお茶だランチだをする仲とはなっていたが、未だにこの奔放さにはついていけない時がある。
『大した事ない』と言ってのける莢子に、緋音は困惑してしまう。
「だから重要なのは、そこよ。美苗さんも言ってたけど、仕事が忙しかったり、家事や子育てに疲れてたり…結婚してからのセックスって、二の次三の次になってしまいがちじゃない?男と女からいつしか夫や妻、父親や母親に比重が傾いていって、気付けば欲情する事もめっきり減ってしまった…みたいな?」
混乱させられた後に正論を述べられ、彼女にしてはまともな事を言うなと、緋音は変な感想を持ってしまう。
「確かにいる事はいるだろうけど…既婚ともなると年々その率、かなり下がると思うんですけど」
どうやら『凄い』と思ったポイントは、彼女とは少しずれてたらしい。
料理教室で知り合い、たまにお茶だランチだをする仲とはなっていたが、未だにこの奔放さにはついていけない時がある。
『大した事ない』と言ってのける莢子に、緋音は困惑してしまう。
「だから重要なのは、そこよ。美苗さんも言ってたけど、仕事が忙しかったり、家事や子育てに疲れてたり…結婚してからのセックスって、二の次三の次になってしまいがちじゃない?男と女からいつしか夫や妻、父親や母親に比重が傾いていって、気付けば欲情する事もめっきり減ってしまった…みたいな?」
混乱させられた後に正論を述べられ、彼女にしてはまともな事を言うなと、緋音は変な感想を持ってしまう。

