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イケメンエリートの欠点
第5章 かけ離れた幸福

「それから私、休みの日は一日中ジャージ姿で家でごろごろしてるタイプの人間なんです。コンビニと近所のスーパー程度なら、余裕ですっぴんで行けるし」
「いつも流行りのお洋服着て、お化粧もネイルもばっちりな玲那さんが?」
次なる玲那の言葉に、美苗は更に目をぱちくりする。
「面倒臭くてお風呂上りに化粧水つけるのすら、しょっちゅうさぼってた。ネイルサロンなんかも行った事なかった。前髪くらいなら自分で切ってたし、今ほど頻繁に美容院に通ってもいなかったー」
ほんの一年前の事なのに、もっと遠い昔の出来事のように思われて、玲那はそっと息を吐いた。
「いつも流行りのお洋服着て、お化粧もネイルもばっちりな玲那さんが?」
次なる玲那の言葉に、美苗は更に目をぱちくりする。
「面倒臭くてお風呂上りに化粧水つけるのすら、しょっちゅうさぼってた。ネイルサロンなんかも行った事なかった。前髪くらいなら自分で切ってたし、今ほど頻繁に美容院に通ってもいなかったー」
ほんの一年前の事なのに、もっと遠い昔の出来事のように思われて、玲那はそっと息を吐いた。

