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イケメンエリートの欠点
第5章 かけ離れた幸福

「私、今だからこそ色々作れるようになってきたんですけど、大学以外は実家暮らしだったから、家事全般はずっと母親任せの生活だったんです。まともに料理始めたのもお恥ずかしながら結婚してからで、こうして教室通ったり、ネットを駆使したりして、どうにか形になってきたって言うか」
玲那の告白に、莢子は目を丸くする。
「あら。それは驚きの事実ね」
「なんにも出来ない状態から、一年後にはお味噌も手作りして、ぬか床を毎日掻き回すようになったの?」
美苗も素直に感心している。
玲那の告白に、莢子は目を丸くする。
「あら。それは驚きの事実ね」
「なんにも出来ない状態から、一年後にはお味噌も手作りして、ぬか床を毎日掻き回すようになったの?」
美苗も素直に感心している。

