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イケメンエリートの欠点
第6章 擦れ違う思惑
「玲那、どうかした?もしかして痛くしちゃったとか?」

曇る夫の表情に、玲那は首を振って否定する。

「違うの。そうじゃなくて」

「そうじゃなく?」

「賢哉に話があるの。だからちょっと、聞いて欲しくて」

「話?」

「うん。あのね…あっ」

言い終わりを待たずに下着の中に滑り込んだ賢哉の指が、玲那の最も敏感な突起を探り当てる。

そこを往復する優しい指先に、玲那は早々に囚われる。

「あ、まさや…まさ…っ」

「なに、玲那?」

「ん、あっ、だめ…そうしたら、話…!」

「そんなに気持ち良さそうな顔しながら、だめなわけないだろ」

夫は笑い、まるで取り合ってくれない。

それどころか、もっとだめになってしまうように、指先の動きが変化する。

痛さの手前の強さで小さな肉の芽を潰され、玲那の腰が跳ねる。

そこを軸に指が円を無数に描き始め、淫らに玲那は喘ぐ。
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