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イケメンエリートの欠点
第2章 交差する妬みと思い出

それから散々逡巡し、最後は男らしく意を決した。
『昨日たまたまカフェで会った女の子を『凄く可愛い』って思ったのも本当だ。一番初めに目がいったのは自分好みの外見だったけど、きっと性格も凄くいい子なんだろうなって直感的に感じてた。それは理屈じゃなくて、上手く説明出来なかったんだけど…今日一緒に食事をして確信に変わった。楽しくて、心が安らいで、知り合ったばかりなのにありのままの自分でいられた。時間が許す限り、もっと色んな話をしていたいって思ったんだ』
感情の判断がいまいちつかない笑みを湛え、賢哉は玲那を射抜いた。
『昨日たまたまカフェで会った女の子を『凄く可愛い』って思ったのも本当だ。一番初めに目がいったのは自分好みの外見だったけど、きっと性格も凄くいい子なんだろうなって直感的に感じてた。それは理屈じゃなくて、上手く説明出来なかったんだけど…今日一緒に食事をして確信に変わった。楽しくて、心が安らいで、知り合ったばかりなのにありのままの自分でいられた。時間が許す限り、もっと色んな話をしていたいって思ったんだ』
感情の判断がいまいちつかない笑みを湛え、賢哉は玲那を射抜いた。

