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イケメンエリートの欠点
第2章 交差する妬みと思い出
『本人は至って大真面目だから、これから言う事、笑わないで聞いてくれる?』

『わら、う…?』

戸惑う玲那に、賢哉は力強く頷いた。

『二十九年間生きて、人並みに恋愛もいくつかしてきた。…けど、ここまでの気持ちになったのは初めてだ。勿論今までだって、その時その時で本気で相手の事が好きだったし、真剣に付き合っていたよ?…でもなんて言うか、そのどの恋愛とも、誰とも違う。れな…いや、れなさ…れなちゃ…ああ、もう!焦ったいな』

食事の最中《さいちゅう》に互いに自己紹介をした。

知ったばかりの名を、幾度も呼び直される。

最後の最後に足された苛立ちは、他でもない自分自身に向けてのものだった。
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