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イケメンエリートの欠点
第6章 擦れ違う思惑

長い長い時間を要した初めの夜からずっと、彼女が持つ色香に溺れっ放しだった。
こんなにも魅力的な女を、今夜も舌先ひとつで征服みせた自分に満足し、達成感に暫し酔い痴れる。
一旦落ち着かないと、今度は自分がすぐに達してしまいそうだった。
口内に広がる独特の味を改めて確かめながら、賢哉は深呼吸をした。
仰向けで口淫の余韻に浸っている玲那に、賢哉は一応の断りを入れる。
「玲那、挿れるよ」
答えられないのは承知の上だし、そもそも返事がどうあれそうする気だった賢哉は、ベッドサイドの引き出しからコンドームの包みを取り出した。
こんなにも魅力的な女を、今夜も舌先ひとつで征服みせた自分に満足し、達成感に暫し酔い痴れる。
一旦落ち着かないと、今度は自分がすぐに達してしまいそうだった。
口内に広がる独特の味を改めて確かめながら、賢哉は深呼吸をした。
仰向けで口淫の余韻に浸っている玲那に、賢哉は一応の断りを入れる。
「玲那、挿れるよ」
答えられないのは承知の上だし、そもそも返事がどうあれそうする気だった賢哉は、ベッドサイドの引き出しからコンドームの包みを取り出した。

