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イケメンエリートの欠点
第7章 波乱の予感

「玲那は凄いよなあ」
感心しきりと、賢哉はレタスをもうひとくち口に入れる。
「美味しい朝ご飯とお昼のお弁当で、俺を毎日やる気にさせてくれるんだから。例えどんな激務でも、今日も一日頑張ろうって思わせてくれる。間違いなく俺の一日の活力になってる。十分過ぎるくらい、玲那は立派に主婦の務めを果たしてくれてるよ。だから本当に、自分は劣ってるなんて少しも思って欲しくないんだ」
真剣な面持ちに賢哉はなる。
「それは全然絶対違うから。もっと頑張んなきゃなんて、玲那は考えなくていいんだよ。本音を言うなら、もっと手抜きして欲しいくらいなんだから。頑張り過ぎて玲那がどうかなっちゃったら、俺生きていけないよ。…これは大真面目に言ってる」
真っ直ぐな賢哉の両眼に、玲那は躊躇いながらも頷く。
感心しきりと、賢哉はレタスをもうひとくち口に入れる。
「美味しい朝ご飯とお昼のお弁当で、俺を毎日やる気にさせてくれるんだから。例えどんな激務でも、今日も一日頑張ろうって思わせてくれる。間違いなく俺の一日の活力になってる。十分過ぎるくらい、玲那は立派に主婦の務めを果たしてくれてるよ。だから本当に、自分は劣ってるなんて少しも思って欲しくないんだ」
真剣な面持ちに賢哉はなる。
「それは全然絶対違うから。もっと頑張んなきゃなんて、玲那は考えなくていいんだよ。本音を言うなら、もっと手抜きして欲しいくらいなんだから。頑張り過ぎて玲那がどうかなっちゃったら、俺生きていけないよ。…これは大真面目に言ってる」
真っ直ぐな賢哉の両眼に、玲那は躊躇いながらも頷く。

