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イケメンエリートの欠点
第7章 波乱の予感
「その同級生って、もしかして男のひと?」

賢哉の直球に、玲那の口元がきゅっと締まる。

「前に付き合ってたり…とか?」

更に探りを入れれば、刹那妻は目を泳がせたが、やがて隠す事なく肯定した。

「うん。大学生の頃にね、二年半…くらいかな」

「そっか。なんとなくそんな予感がしたから訊いてみた」

屈託なく賢哉が笑えば、玲那の表情が逆に翳る。

「怒ってる…?」

「何を?」

「賢哉に黙って会ってた事」

「まさか」

怒りをぶつけられるのを覚悟しているらしい玲那を見て、賢哉は苦笑いする。
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