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イケメンエリートの欠点
第8章 天秤にかける選択

「やーねえ、玲那さんってば。今更恥ずかしがる事でもないでしょ」
目を白黒させる玲那を、美祈は冷やかす。
「避妊しないでセックスすれば、一年もあれば普通は妊娠…あ」
そこでようやく、美祈ははたと止まる。
「もしかして不妊治療とかに通ってたりする?」
ジムで何度か顔を合わすうちに雑談をするようになり、お茶をする仲になったのは半年ほど前。
お互い子供がいるいない程度の確認はしたが、頻繁に話題に出した事は今までなかった。
新婚間もないし、ふたりの時間を楽しんだ後にー自分達夫婦と同じ家族計画を聞かされ、それをそのまま鵜呑みにしていた。
目を白黒させる玲那を、美祈は冷やかす。
「避妊しないでセックスすれば、一年もあれば普通は妊娠…あ」
そこでようやく、美祈ははたと止まる。
「もしかして不妊治療とかに通ってたりする?」
ジムで何度か顔を合わすうちに雑談をするようになり、お茶をする仲になったのは半年ほど前。
お互い子供がいるいない程度の確認はしたが、頻繁に話題に出した事は今までなかった。
新婚間もないし、ふたりの時間を楽しんだ後にー自分達夫婦と同じ家族計画を聞かされ、それをそのまま鵜呑みにしていた。

