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イケメンエリートの欠点
第8章 天秤にかける選択

「もうすぐ一年経つなら、そろそろいい頃だもんね」
「うん。結婚する前にふたりで話し合って決めてた」
「なら、なんの問題もないじゃない。…ふふっ」
美祈が口元を歪め、玲那は不安を覚える。
「子作り解禁したら、玲那さん一発目で妊娠しそう」
愉快そうな美祈を、真っ赤な玲那が咎める。
「だから一発とかそーいう」
「望んでるなら万々歳じゃない。私の知り合いにも、なかなか出来ないって悩んでる友達夫婦何人もいるよ」
「それはまあ、そうだけど」
いまいち晴れない表情で相槌を打つ玲那を、美祈は不審がる。
「うん。結婚する前にふたりで話し合って決めてた」
「なら、なんの問題もないじゃない。…ふふっ」
美祈が口元を歪め、玲那は不安を覚える。
「子作り解禁したら、玲那さん一発目で妊娠しそう」
愉快そうな美祈を、真っ赤な玲那が咎める。
「だから一発とかそーいう」
「望んでるなら万々歳じゃない。私の知り合いにも、なかなか出来ないって悩んでる友達夫婦何人もいるよ」
「それはまあ、そうだけど」
いまいち晴れない表情で相槌を打つ玲那を、美祈は不審がる。

