この作品は18歳未満閲覧禁止です

- 小
- 中
- 大
- テキストサイズ
イケメンエリートの欠点
第8章 天秤にかける選択

「まさか玲那さん、子供欲しくなくなっちゃったの?」
「え、いや、そういうわけじゃなくて」
慌てて、玲那は火消しに走る。
「私今、仕事始めようとしてるじゃない?入社した途端『妊娠しました』は流石に迷惑だから、もうちょっと後でもいいかなあって」
納得してくれるだろうかと肝を冷やしていれば、なんだとばかりに美祈が解決策を提案してくる。
「出産はタイムリミットがあるんだから、先延ばしにしてると後悔する羽目になっちゃうかもよ。子供望んでるなら、絶対子作り優先した方がいいって。玲那さんのとこ、旦那さんの稼ぎだけで十分なんだし、仕事はその後また考えればいいじゃない。急いで決める事なんてないよ」
あまりの美祈の力説振りに、玲那はたじろいだ。
「え、いや、そういうわけじゃなくて」
慌てて、玲那は火消しに走る。
「私今、仕事始めようとしてるじゃない?入社した途端『妊娠しました』は流石に迷惑だから、もうちょっと後でもいいかなあって」
納得してくれるだろうかと肝を冷やしていれば、なんだとばかりに美祈が解決策を提案してくる。
「出産はタイムリミットがあるんだから、先延ばしにしてると後悔する羽目になっちゃうかもよ。子供望んでるなら、絶対子作り優先した方がいいって。玲那さんのとこ、旦那さんの稼ぎだけで十分なんだし、仕事はその後また考えればいいじゃない。急いで決める事なんてないよ」
あまりの美祈の力説振りに、玲那はたじろいだ。

