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第9章 （未定）

それでも幼い子供じゃあるまいし、決められた場所以外で放出するのは恥ずかしい事に変わりない。

本当はすぐさまシーツを交換したいところだったが、夫が果てるまでは暫しそれはお預けだった。

それでも後ろから突かれまくっていると、羞恥も霞んでゆく。

絶頂を終えたばかりの体に再び打ち込まれた肉の杭が、またしても快感を引き連れてくる。

「まさや。まさやっ」

シーツを握り締めながら夫を呼ぶが、返事はない。

無視されてるわけではなく、精を迸らせる前兆だった。

最早いつもの自分を気遣う動きでなく、自らの快楽の為だけに彼は一心不乱に腰を振っていた。