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イケメンエリートの欠点
第3章 水の中での戯れ
入浴剤どころか、もう随分お風呂で本も読んでない。
夕飯だって済ませていない。
なのに、こんな風にされている。
昨日も、一昨日も。
今夜も、そして明日も。
ベッドでも、ベッド以外の場所でも。
彼に求められ続ける。
これからも、ずっとー。
「ご飯、食べようか?玲那?」
いつしか彼の首筋に両手で縋っていれば、不意に提案された。
やがて、それを証明するかのように賢哉の動きがストップする。
息を弾ませ、上気した頬で、玲那は彼と見合った。