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イケメンエリートの欠点
第3章 水の中での戯れ

「玲那の美味しいご飯、早く食べたいし。今日はいつもより遅かったから、玲那もお腹空いてるだろ?待たせてごめんな?」
「…」
「玲那?」
反応のない妻を、賢哉は呼ぶ。
乱れた呼吸を整えながら、恍惚《こうこつ》としたような表情でこちらをただ見返しているだけの玲那に、賢哉の口元が緩む。
「玲那、もしかしてー」
ーもっとなの?
そっと問えば、目前の彼女は小さく息を呑んだ。
答えに窮した瞳が左右に揺れる。
その様子に賢哉が両眼を細めれば、玲那は気恥ずかしさに俯いた。
「…」
「玲那?」
反応のない妻を、賢哉は呼ぶ。
乱れた呼吸を整えながら、恍惚《こうこつ》としたような表情でこちらをただ見返しているだけの玲那に、賢哉の口元が緩む。
「玲那、もしかしてー」
ーもっとなの?
そっと問えば、目前の彼女は小さく息を呑んだ。
答えに窮した瞳が左右に揺れる。
その様子に賢哉が両眼を細めれば、玲那は気恥ずかしさに俯いた。

