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甘い吐息に誘われて
第2章 自由行動
「いやぁー、大人しそうな あの結菜ちゃんが

意外なことしてくるよねー。」

展望台につき風景を眺めながら さらっと彼は言う。

「今度、続きしたくない?」

「あっ、結構です!」

「じゃ何で舐めてくれたの?」

「…」

結菜は黙る。

梶君の喘ぎ声が素敵でつい…なんて言えば

変態扱いで笑われる!っていうかドン引き?



「ねぇー柳太、土産物まわろうよー。」

美加が呼んでいる。

たしか彼女じゃないかと噂されてる人だったかな。

「忘れて下さい!ほら、呼ばれてますよ!」

結菜は柳太の背中を押し、走って逃げた。
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