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乳房星(再リフォーム版)
第25章 嫁に来ないか
(ゴトンゴトンゴトンゴトンゴトンゴトンゴトンゴトンゴトンゴトン…キーッ…プシュー)

路面電車は、松山東警察署前の電停に停まった。

路面電車が出発した時、特大バスが通りかかった。

(ゴトンゴトンゴトンゴトンゴトンゴトンゴトンゴトンゴトンゴトン…)

窓辺にいるゆりこは、バスに乗っている私を呼んでいる。

「よーくん!!よーくん!!ねえ、こっち向いてよ!!」

ゆりこのさけびもむなしく、勝山町の交差点で特大バスを見失った。

特大バスは、国道11号と33号の通りに入って、そのまま通り過ぎた。

路面電車は、右折した先の電停に停まった。

「よーくん…よーくーん!!」

ウェディングドレス姿のゆりこは、その場に座り込んで激しく泣き出した。

その頃、特大バスは国道から松山環状線を経由して松山空港へ向かった。

特大バスは、正午過ぎに松山空港の滑走路に停泊している専用機の前に到着した。

特大バスを降りたメンバーたちは、タラップを通って専用機に乗り込んだ。

(ゴーッ)

午後2時過ぎに、全メンバーたちが乗っている専用機が松山空港を出発した。

専用機は、太平洋上空を通過してアメリカ合衆国本土へ向かった。

私を追いかけていたゆりこは、その後どうなったかしらんけど、大街道の電停でおろされたあと近くの交番に突き出された…と思う。
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