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乳房星(再リフォーム版)
第32章 夜が明けたら
ゆりこが生き返った日から4日後の10月12日の朝7時過ぎのことであった。

ところ変わって、松山市古川南にある一戸建ての和風建築の家にて…

家は、けんちゃんの実母・敏江と再婚相手の夫の夫婦の家である。

家の家族は、けんちゃんと敏江と義兄・裕介夫婦の家族(夫婦と5歳の長女)の5人が暮らしている。

敏江の再婚相手の夫は、海外長期出張中で家に不在である。

この時間、家族5人は朝ごはんを食べている。

テーブルの上には、裕介の妻・倫子が作った和食の朝食が置かれている。

裕介は、愛媛新聞を開いてニュースを読んでいる。

けんちゃんの向かいに座っている敏江は、するどい目つきでけんちゃんをイカクしたあとけんちゃんを怒鳴りつけた。

「賢也!!」
「なんぞぉ~」
「なんぞぉ~じゃないでしょあんたは!!あんた、先週勝手にバイトを休んでどこでなんしよったんで!?」
「どこでなんしよったって?」

けんちゃんがキョトンとした表情で言うたので、敏江はより強烈な声でけんちゃんを怒鳴りつけた。

「賢也!!あんたはおかーさんとヤクソクしたことが分かってへんみたいね!!」
「ヤクソク?」
「おかーさんはゆりこちゃんと会ったらいかんとあんたに厳しく言うたんよ!!そのことがまだわからんのかしら!?」
「義母さま、やめてください!!」

端にいた倫子がオタオタした表情で敏江を止めた。

裕介は、読みかけの愛媛新聞をひざの上におきながら敏江に言うた。
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