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乳房星(再リフォーム版)
第42章 フレンズ
「幸せになってもいいよだと!!テメーらはふざけとんか!!」

みつろうの端にいる優香は、優しい声で兼次に言うた。

「兼次さん、義父さまは兼次さんが24年間ガマンして野球をがんばったから幸せになってもいいよと言うてるのよ。」
「あんたはだーとれ!!」

優香は、泣きそうな声で兼次に言うた。

「どうしてそんなに怒るの?」
「テメーが横から口出ししたけん怒っとんや!!オカンとおにいがオナゴとチャラチャラするな!!と言うけん仕方なくリトルリーグに入った!!…リトルリーグ~中学野球チーム~私立高校~東京六大学野球と野球部の寮で暮らしていた…それなのにおにいはチャラチャラチャラチャラチャラチャラしよった…ほやけん、腹が立つんや!!」
「どうしてお兄さんに八つ当たりするのよ…」
「やかましいだまれ!!24年間球拾いとグランドキーパーと雑用しかしてへんのに、意味ないわ!!」
「意味あるわよ…兼次さんは小さなことからコツコツと積み上げて来た人だと言うことは、私たちも理解してるわよ。」
「ほやけん幸せになれと言うのか!?」
「だから、今までじっとガマンして来たから幸せになってもいいよとみんな言うてるのよ。」
「だまれ!!だまれだまれだまれだまれだまれだまれだまれだまれだまれだまれだまれだまれだまれだまれだまれだまれだまれだまれだまれだーーーーーまーーーーれーーーーー!!」

兼次は、強烈な叫び声をあげたあと宴会場から出て行った。

(ブーッ!!)

ゆりこは、おとそを口に含んだあと六郎の顔に霧吹きで攻撃してから冷めた声で言うた。

「サイテー…ゆりこ、帰る!!」

ゆりこは、ハンドバッグで六郎の頭をどついたあとたつろうさんの実家の4・5世帯の家族にお尻を向けてお尻ぺんぺんした。

ゆりこはヘーゼルとした表情で宴会場を出たあとそのまま松山へ帰った。

政子は、態度の悪いゆりこの背中をにらんだ目つきでイカクしながら全身をワナワナと震わせていた。

ゆりこは、夕方5時頃に名古屋行きのワイドビュー南紀に乗って那智勝浦を出た。

その後、名古屋駅から松山行きの夜行バスに乗り継いで帰った。
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