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乳房星(再リフォーム版)
第59章 哀愁でいと
日本時間5月7日の午後7時過ぎのことであった。

ところ変わって、尾鷲市のたつろうさんの実家の大広間にて…

大広間に政子と優香と由芽と和子の4人がいた。

六郎とみつろうとたけろうは、外に行ったので大広間にいなかった。

テーブルの上に、優香と由芽が作った料理がならんでいる。

みつろう優香夫婦の2人の子供たちは、ここ最近友人宅に長居するようになったので、優香は激しい怒りを抱くようになった。

黒電話で電話をしている優香は、ものすごくこわい声で受話器ごしにいる子供たちに怒鳴りつけた。

「あんたらなん考えとんで!?おかーさんは晩ごはんまでには帰るのよと言うたのに、なんで(友人)くん方に長居するのよ!!…アカン!!今すぐに帰ってきなさい!!おかーさんの言うことを聞きなさい!!おかーさんの言うこと聞きなさいといよんのに言うことを聞きなさい!!」

この時、政子がつらそうな表情で優香のもとにやって来て『もういいわよ…』と言うて止めた。

ブチ切れた優香は『ほんなら明日からごはん作らんけん!!』とボロクソに言うてグチャグチャに怒鳴りつけたあと、ガチャーンと電話を切った。

優香は、頭をグシャグシャにかきむしりながら大広間に入った。

数日前、無職少年がバスジャック事件を起こして殺人罪などで逮捕された事件があった。

みつろう優香夫婦の2人の子供たちは、西鉄バスジャック事件発生の半月ほど前から友人宅に長居するようになったので、家で晩ごはんを食べなくなった。

優香は『うちの子供たちも、危ないかもしれない。』と口々に言うてた。

大広間に入った優香は、政子に怒鳴りつけた。

「義母さま!!義母さまが子供たちを甘やかしたけん家で晩ごはん食べんなったのよ!!なんとか言いなさいよ!!」
「(つらそうな声で)分かってるわよぅ~だけど(2人の子供たち)はおうちにいたくないといよんのよ。」
「義母さま!!」
「優香さん、もういいから晩ごはん食べましょう…和子がはよ食べたいといよんのよ。」

このあと、晩ごはんに入った。

みんなが食べるごはんとみそ汁をついでる由芽は、政子にさよこから電話があったことを伝えた。
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