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乳房星(再リフォーム版)
第65章 夢のつづき・その2
時は6月8日夕方4時過ぎのことであった。

尾鷲市のたつろうさんの実家でくだらんもめ事が発生した。

政子六郎夫婦とたけろう由芽夫婦の4人は、大広間で話し合いをしていた。

たけろう由芽夫婦は、マダガスカルの大農園を購入したことを政子六郎夫婦に伝えた。

政子六郎夫婦は、たけろう由芽夫婦が急にマダガスカルへ行くことを聞いたけんおたついた。

政子は、泣きそうな表情でたけろう由芽夫婦に『ここにいてほしい。』とコンガンした。

政子が言うた言葉に由芽がブチ切れた。

「はぐいたらしいシュウトメねぇ!!うちらはここにいたら甘えが出るけんマダガスカルへ行くと訣意(けつい)したのよ!!それをあんたらが頭ごなしに否定したけんブチ切れたのよ!!」
「(泣きそうな声で)頭ごなしに否定していないわよぅ~」
「ほんならなんで否定すんのよ!!マダガスカルへ移住することがそんなにいかんのかしら!?」
「いかんとは言うてないわよぅ…マダガスカルへ行かなくても、ここでもチャレンジできることはたくさんあるというてるのよ!!」
「あるわけないでしょ!!こななクソイナカでどななチャレンジができると言いたいねん!?」

政子は、泣きそうな声で由芽に言うた。

「それじゃあ、あなたたちはマダガスカルへ移住したあとどななことにチャレンジするのよ?」
「さっきも言うたわよ!!作物を作るためよ!!」
「作物を作りたいならここでもできるわよぅ~」
「ここにいたら甘えが出るからマダガスカルへ移住するのよ!!」
「由芽、ここでやめとこや。」

由芽を止めたたけろうは、政子六郎夫婦に突き放す声で言うた。

「あんたらが言うチャレンジなんかチャレンジじゃねえんだよ!!段ボール折りや魚の選別やワープロでクソ幹部のゴルフコンペの案内状を打つことなんかチャレンジなんかじゃねえんだよボケ!!」

政子六郎夫婦にボロクソに言うたたけろう由芽夫婦は、スーツケースとボストンバッグを持って家出を強行した。

たけろうは、政子六郎夫婦に『この家には2度とかえらへんけん…あんたらを一生うらみ通すけん…』と言うてきりすてた。

たけろう由芽夫婦が家出したあと、政子はグスングスンと泣いた。

あぐらをかいてすわっている六郎は、腕を組んでひねていた。
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