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乳房星(再リフォーム版)
第85章 ギザギザハートの子守唄

「実家の都合が悪くなったけんやめると言うけど、どう言う理由があると言うのよぉ~」
「せやけん、実家の両親が『3人のおにいが親の想いにそむいたけん帰ってこい…』と言うたのです…理由はそれだけです。」
「3人のおにいは、なんで親の想いにそむいたのよぉ~」
社長さんの奥さまは、政子に将之の3人のおにいが両親の想いにそむいた理由を説明した。
「蔵本くんの実家は、東海道五十三次で江戸時代からつづいてはる高級旅館なのよ。」
「高級旅館…」
「せや…歴代の将軍さまや歴代内閣総理大臣などのえらいさんやおかたいさんの御用達の高級旅館なのよ…外国のツアー客の御用達の高級旅館でもあるのよ…そななエエトコの家だから、セケンテイがあるのよ。」
「セケンテイだがなんだかしらんけど、なんで3人のおにいがドアホになったのよぉ?」
「蔵本くんの3人のおにいがオカマになったのよ。理由はそれだけよ。」
「蔵本くんの3人のおにいがオカマになった?」
「ひとりは栄(名古屋)のオカマバーに入店した…あとのふたりは、男とえげつないカンケーを持ったのよ…せやけんご両親はまともな蔵本くんに旅館をついでほしいといよんのよ!!」
社長さんの奥さまの言葉に対して、政子は煮えきらない表情で言うた。
「話しは分かったけど、だからといってすぐに帰る必要はないと想うけどぉ~」
「それはどう言うわけよ?」
「だから、蔵本くんのご両親は単に強がっているだけよ。」
政子が言うた言葉に対して、将之はハンロンした。
「奥さま!!それではアカンねん!!」
「どうしてアカンのよぉ?」
「オレは、親孝行がしたいから実家の旅館をつぐと決めたんです!!」
「蔵本くんの気持ちはよくわかるけど、蔵本くんのご両親のホンネはちがうと思うけどぉ~」
「どうちがうと言うのですか!?」
「だから、ご両親は蔵本くんが親元を離れて自立した暮らしをがんばっているだけでいいと思っているのよ。」
「ほな、3人のおにいはドアホのままにしとけと言いたいのですか!?」
「そななことは言うてないわよ…ご両親のホンネはおにいに旅館をつがせるというているのよ。」
(チッ…)
ブチキレ起こす手前におちいった将之は、チッと舌打ちしたあと『オレ、ここやめて他へ行くけん…その気になればなんでもできるわボケ!!』と言うて出ていった。
「せやけん、実家の両親が『3人のおにいが親の想いにそむいたけん帰ってこい…』と言うたのです…理由はそれだけです。」
「3人のおにいは、なんで親の想いにそむいたのよぉ~」
社長さんの奥さまは、政子に将之の3人のおにいが両親の想いにそむいた理由を説明した。
「蔵本くんの実家は、東海道五十三次で江戸時代からつづいてはる高級旅館なのよ。」
「高級旅館…」
「せや…歴代の将軍さまや歴代内閣総理大臣などのえらいさんやおかたいさんの御用達の高級旅館なのよ…外国のツアー客の御用達の高級旅館でもあるのよ…そななエエトコの家だから、セケンテイがあるのよ。」
「セケンテイだがなんだかしらんけど、なんで3人のおにいがドアホになったのよぉ?」
「蔵本くんの3人のおにいがオカマになったのよ。理由はそれだけよ。」
「蔵本くんの3人のおにいがオカマになった?」
「ひとりは栄(名古屋)のオカマバーに入店した…あとのふたりは、男とえげつないカンケーを持ったのよ…せやけんご両親はまともな蔵本くんに旅館をついでほしいといよんのよ!!」
社長さんの奥さまの言葉に対して、政子は煮えきらない表情で言うた。
「話しは分かったけど、だからといってすぐに帰る必要はないと想うけどぉ~」
「それはどう言うわけよ?」
「だから、蔵本くんのご両親は単に強がっているだけよ。」
政子が言うた言葉に対して、将之はハンロンした。
「奥さま!!それではアカンねん!!」
「どうしてアカンのよぉ?」
「オレは、親孝行がしたいから実家の旅館をつぐと決めたんです!!」
「蔵本くんの気持ちはよくわかるけど、蔵本くんのご両親のホンネはちがうと思うけどぉ~」
「どうちがうと言うのですか!?」
「だから、ご両親は蔵本くんが親元を離れて自立した暮らしをがんばっているだけでいいと思っているのよ。」
「ほな、3人のおにいはドアホのままにしとけと言いたいのですか!?」
「そななことは言うてないわよ…ご両親のホンネはおにいに旅館をつがせるというているのよ。」
(チッ…)
ブチキレ起こす手前におちいった将之は、チッと舌打ちしたあと『オレ、ここやめて他へ行くけん…その気になればなんでもできるわボケ!!』と言うて出ていった。

