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乳房星(再リフォーム版)
第87章 女の帰郷
「あのねぇ、食場さんのドーラクムスコはねぇ、(花屋の女性店員さん)ちゃんに『お前を迎えに来たよ』と言うてなれなれしく近づいたのよ。」
「『お前を迎えに来た』って…食場さんのドーラクムスコは、なんでそななこといよったんで?」
「事業にセーコーしたからと言よった。」
「事業にセーコーした?」

わけが分からなくなった政子は、頭がサクラン状態におちいった。

奥さまは、さらにえげつないことを政子にしゃべった。

「あのドーラクムスコがどなな事業しよったんかわからへんけどぉ~…そんなんウソに決まってはるわ。」
「(う~ん)…」

政子は、わけが分からずにコンワクしていた。

奥さまは、よりえげつないことを政子にしゃべった。

「ここだけの話しだけど…例のドーラクムスコねぇ…ケーコクくろたわよ。」
「ケーコク…」
「ストーカーしよったけん、ケーサツに呼び出されてケーコクされたんよ。」
「ストーカーでケーコクを受けたって…」

奥さまは、ストーカーでケーコクを受けたドーラクムスコの家庭を政子にボロクソ言いまくった。

「ほやけんボロクソ言わしてもらおわい…あのねぇ…食場さんの家の娘ムコがねぇ…義弟のストーカーが原因で、シュッコウになったよ。」
「シュッコウ…」
「せやせや…あとねぇ、食場さんも近いうちにシュッコウすることが決まるみたいよ。」
「そんな~」
「娘さんもかわいそうねぇ…契約社員で働いていた銀行から正社員で登用する話しを取り消されたわよ。」
「そんな~」
「ドーラクムスコがストーカーしよったけん、家族がヒサンな目に遭うた(おうた)んよ。」
「そりゃまあそうだけどぉ~」
「ドーラクムスコがあななドアホになったんは、食場さんのご主人なんよ。」
「それはどう言うことぉ~」
「どう言うことって、女子職員にセクハラばかりしよったけんよ。」
「そうかしらぁ~」
「食場さんのドーラクムスコはアカンねぇ…アネムコは、アイコー(中高一貫進学校)からトーダイ目指して猛勉強して、トーダイに入って、トップの成績で卒業して、超一流企業に就職して、ドーキで一番に部長にショーシンして…エリートコースひと筋の超まじめなのにねぇ~あっ、みりん返しとこわい…ほな…」

奥さまは、政子にボロクソしゃべりまくったあとみりんのびんを置いて出ていった。

政子は、ボーゼンとした表情でたたずんでいた。
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