この作品は18歳未満閲覧禁止です

  • テキストサイズ
乳房星(再リフォーム版)
第87章 女の帰郷
その日の夕方5時過ぎのことであった。

政子が台所で晩ごはんの支度をしていた時に、となり近所の奥さまが勝手口から入った。

奥さまは、借りていた宝みりんのびんを持っていた。

「あら、おとなりの奥さま。」
「多賀さん、ちょうどよかったわ…ちょっとあんたーに話したいことがあるんだけどぉ~」

政子にそのように言うた奥さまは、問題の印刷工場がテイトウに入ったことを伝えた。

政子は『あっ、ほーなん。』と答えた。

奥さまは、政子に行方不明になった機械工の主任の男性のことをたずねた。

「奥さま。」
「なあに?」
「書き置きを残して行方不明になってはる(機械工の主任)くんを見かけんかった?」
「えっ?(機械工の主任)くんは、ケータイ持たずに家出したけん、どこにいるのかわからへんけどぉ~」
「ほーなん…」

奥さまは『(機械工の主任の男性)くんが行方不明になった原因を知っとんよ…』と言うたあと、政子にこう言うた。

「奥さま、(機械工の主任)くんが行方不明になった原因をしっとるけん、今からチクろわい。」
「チクろわいって…どう言うことなのよぉ~」
「ほやけん、あんたーにだけ話すと言うとんよ…うちがチクったこと、だれにも言わんとヤクソクできる?」
「言わんけどぉ~」
「ほんならチクろわい…」

奥さまは、政子に機械工の男性が行方不明になった原因は、キンリンの家のドーラクムスコだと言うた。

「あのねぇ~うちねぇ~2日前に…聞いたんよ。」
「聞いたんよって?」
「ほら、(機械工の主任の男性)くんの婚約者の女性のカレシ・食場(じきば)さん方のドーラクムスコよ。」
「食場さんって、市役所の人事課の職員の人よね。」
「せやけど…」

奥さまは、政子にえげつないことをしゃべりまくった。
/574ページ
無料で読める大人のケータイ官能小説とは?
無料で読める大人のケータイ官能小説は、ケータイやスマホ・パソコンから無料で気軽に読むことができるネット小説サイトです。
自分で書いた官能小説や体験談を簡単に公開、連載することができます。しおり機能やメッセージ機能など便利な機能も充実!
お気に入りの作品や作者を探して楽しんだり、自分が小説を公開してたくさんの人に読んでもらおう!

ケータイからアクセスしたい人は下のQRコードをスキャンしてね!!

スマートフォン対応!QRコード


公式Twitterあります

当サイトの公式Twitterもあります!
フォローよろしくお願いします。
>コチラから



TOPTOPへ