この作品は18歳未満閲覧禁止です

  • テキストサイズ
乳房星(再リフォーム版)
第89章 足手まとい
その一方で、ゆみさんのムチャブリを受けたけんちゃんとてつろうは苦戦を強いられていた。

マリンホールディングスからデリシャン株49パーセント分を取得するために、石頭のCEOにジカダンパンをしていた。

しかし、SPたちからボコボコにいて回されてさんざんな目に遭うてばかりいた。

けんちゃんは、ゆりこと結婚したいのでリタイアすることができん。

てつろうは、日増しにジレンマをつのらせるようになった。

『オレ、こななところでなにしてんだろうか?』
『オレがしたいのはこなな仕事じゃなかった。』
『大学の教授になりたいから大学院へ行ったんじゃあなかったのか?』
『大学時代の恩師の娘とお見合い結婚したかったんだけどぉ~』
『大学で研究したいんだけどぉ~』

てつろうは、自らの不満をけんちゃんにぶつけるようになった。

不平不満を口にするてつろうがはぐいたらしくなったけんちゃんは、てつろうを実家へ帰すことを訣意(けつい)した。

『そないに不満ばかりを言うのであれば、親元へ帰れや!!』
『オドレは、単に逃げたいから大学院へ行ったのか!?』
『大学教授になりたいだと!?』
『ねぼけたこといよったらしゃーきまわすぞ!!』
『オドレはオレからゆりこをドロボウしたから、一生うらみ通すからな!!』

けんちゃんは、てつろうに対して言いたいことをボロクソに言いまくった。

そうしたことが原因で、ふたりの関係は気まずくなった。

それから2日後のことであった。

けんちゃんは、てつろうを連れて尾鷲市にやって来た。

時は、朝10時半頃であった。

場所は、たつろうさんの実家にて…

家の敷地で、あずさのふたりの子供が遊んでいる。

けんちゃんは、あずさの長女に声をかけた。
/574ページ
無料で読める大人のケータイ官能小説とは?
無料で読める大人のケータイ官能小説は、ケータイやスマホ・パソコンから無料で気軽に読むことができるネット小説サイトです。
自分で書いた官能小説や体験談を簡単に公開、連載することができます。しおり機能やメッセージ機能など便利な機能も充実!
お気に入りの作品や作者を探して楽しんだり、自分が小説を公開してたくさんの人に読んでもらおう!

ケータイからアクセスしたい人は下のQRコードをスキャンしてね!!

スマートフォン対応!QRコード


公式Twitterあります

当サイトの公式Twitterもあります!
フォローよろしくお願いします。
>コチラから



TOPTOPへ