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乳房星(再リフォーム版)
第93章 なめとんか
「もうしわけございませんでした…てつろうが勝手な理由で辞表出したことについては、両親である私たちが代わりにおわびいたします。」

市役所の人は、ものすごくつらそうな表情で政子に言うた。

「あんたらは、あやまるのであれば心の底からあやまりなさいよ…それが人に対するあやまりかたなのかしら…」
「もうしわけございません…」
「(女々しい声で)てつろうさんは、市役所(うち)のどう言うところに不満があるのかしら!?福利厚生は十分整っていてなんの申し分もないのに、一方的にやめますだなんて…ひどい…あんまりすぎるわよ!!(ザメザメ…)」

この時、六郎は『お昼のお弁当に不満があるのではないのか?』と市役所の人に言うた。

六郎の言葉を聞いた市役所の人は居なおった声で言うた。

「あ~、思い出した…お弁当のごはんが少なかったからキゲンが悪かったのねぇ~それだったらお弁当の注文をごはん大盛りにかえよわい。」

てつろうが待遇面に不満があることを理由に市役所をやめた原因は、給与引きで注文したお弁当のごはんが少ないからであった。

市役所の人は『お弁当をごはん大盛りで注文するのでまた来てください。』と3人に言うてまるくおさめた。

市役所の人はそれでめでたしめでたしと言うてはるけど、今までに何人の職員がやめたのかをカンジョーせえや…とおらびたいわ(ブツブツ…)
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