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乳房星(再リフォーム版)
第93章 なめとんか
「オンドレがおった大学のセンコウのツラみたいわ…コラ!!コラといよんのが聞こえんのか!?」
「(力ない声で)賢也さん…」
「(怒りを込めて言う)オンドレは学歴だけはえらいわりには、生きるすべは全くないみたいだなぁ…なんとか言わんかいワレ!!」

てつろうは、力ない声でけんちゃんに言うた。

「賢也さんからそのように言われても仕方がありません…ぼくは…学歴だけえらくて、生きるすべなんかありません。」
「せやけん、オンドレはドアホなんや!!」

けんちゃんは、たいやきが入っていた袋をギューッと右手で握りしめてワナワナ震えながらてつろうに言うた。

「ほな聞くけど、オンドレはなにをするために大学に行ったんぞ!?…一流企業に就職したいから行ったのか!?…手に職をつけたいから行ったのか!?…それとも、単にキャンパスライフをオウカしたいから行ったのか!?…だーっとらんとなんぞ言わんかいボケ!!」

てつろうは、けんちゃんにこう答えた。

「単に…キャンパスライフをオウカするために行った…大学院へ行ったのは…単に認められたいから行った。」
「(あきれ声で言う)そらみたか…」

てつろうは、けんちゃんに対して『再びおともさせてください。』とコンガンした。

「賢也さんこの通りでおますねん…もういっぺんおともさせてください…他に頼る人がおらんねん…」

けんちゃんは、投げやりな声で『勝手にせえ…』とてつろうに言うた。

けんちゃんは、再びてつろうのメンドーをみるハメになった。

その一方であった。

てつろうがせっかく就職した市役所を待遇面に不満があることを理由に辞表出してやめたことが原因で、大騒ぎが発生した。

ところ変わって、たつろうさんの実家にて…

実家の大広間で、市役所の人通り政子六郎夫婦と日奈子の4人が話し合いをしていた。

市役所の人は、てつろうが一方的に出した辞表をテーブルの上に置いたあと、泣きそうな声で『人手がたらんけん困ってんねん…』と3人に言うた。

政子は、ものすごくもうしわけない声で市役所の人にあやまった。
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