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乳房星(再リフォーム版)
第95章 異邦人
さて、その頃であった。

尾鷲市のたつろうさんの実家で、またくだらんもめ事が発生した。

…って言うか、イワマツグループ全メンバーたちには関係ないのですけどぉ~…と言いたいねん(ブツブツ…)

(ギーッ!!)

この時、イトの知人の男の子がキセイをあげた。

家中にキセイが響いたけん、六郎がブチ切れた。

「やかんしー!!外へ出えや!!」

分かったよぅ~

つらそうな表情を浮かべているイトは、男の子を連れて外へ出た。

(パシーン!!)

六郎は、イトが5歳の男の子を連れて家を出たのを確認したあと、玄関の戸を激しくしめた。

この時、大広間に政子と日奈子と日奈子の両親となさけないツラしとる男(35歳)がいた。

なさけないツラしとる男は、日奈子のハツコイの人である。

六郎がブツブツ言いながら大広間にもんてきた。

日奈子の母親は、つらそうな声で六郎に言うた。

「おとーさま、そないにイライラしよったらこのコ(日奈子のハツコイの男性)がおびえるわよぅ~」
「やかんしー!!だまれ!!イトの友人の子なんかしらんわ!!そななことよりも、オンドレらはわしらがなんで怒っとんかが分かってへんみたいだな!!」
「あなたやめて!!」

政子は必死になって六郎をなだめているけど、六郎の怒りは強まる一方であった。

六郎がブチキレた原因は、日奈子のハツコイの男性の態度と両親の自分勝手が原因である。

日奈子の両親は、次女夫婦の家でローゴの楽しみを送っていたけど、ムコはんが会社から大熊(福島県浜通り地方)の取り引き先の会社へ出向を命ぜられたので、そうも行かなくなった。

孫たちは『パパとママと一緒に行く…』と日奈子の両親に言うた。

日奈子の両親は『ゲンパツがこわい。』と言うて次女夫婦の家族と一緒に行くことをやめた。

(…って言うか、あの時ゴーテー売ったけん大損したんじゃないのぉ~)

日奈子のハツコイの男性は『ぼくは、日奈子ちゃんじゃないと結婚できん…』と言うて、独身を貫いている。

日奈子の両親は『結婚相手を選び違えたけん、(ハツコイの男性)くんのためにてつろうさんに日奈子と別れるように言うてくれぇ~』と政子六郎夫婦に言うた。

日奈子のハツコイの男性が『日奈子ちゃんをくれ…』と政子六郎夫婦に言うた。

それが原因で、六郎がブチキレを起こした。
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