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乳房星(再リフォーム版)
第96章 異邦人・その2
「ちょっと!!開けてよ!!開けてよ!!ゆりこはまだ生きとんよ!!開けてよ!!」

(ドンドンドンドンドンドンドンドンドンドンドンドンドンドン!!)

まさか…

ゆりこ…

ゆりこ、生きとんで…

てつろうは、ひどく動揺していた。

どないしょー…

どないしたらええねんなぁ…

「開けて開けて開けて開けて開けて開けて開けて開けて開けて開けて--------------!!」

わかったねん…

今開けるけん、ひろきまわるなよ(騒ぐなよ)!!

(トントントン…ギイー)

てつろうは、近くにあったバールとかなづちを使って棺をこじ開けた。

それと同時に、ゆりこが起きあがった。

ゆりこは、白い貝殻の形のブラジャーだけ着けた状態で起きあがったあと、棺から飛び出た。

「ゆりこ!!」
「てつろうさん…てつろうさん!!」

ブラジャーのみ着けているゆりこは、てつろうに抱きついてくすんくすんと泣きじゃくった。

「くすんくすんくすんくすんくすんくすん…くすんくすんくすんくすんくすんくすんくすんくすんくすん…」
「(泣きそうな声で言う)ゆりこ…ゆりこ…愛してる…」
「ゆりこもてつろうさんのこと…愛してる…くすんくすんくすんくすんくすんくすんくすんくすんくすんくすんくすんくすん…」

てつろうは、ブラジャーだけ着けているゆりこをその場に寝かせたあと、激しいキスをした。

「愛してる…」
「ゆりこも愛してる…」
「もう一度、やり直そう…」
「うれしい…」

その時であった。

(ガラガラ…)

ゆりことてつろうの激しいラブシーンを聞いた消防団のおっちゃんたちがふすまを開けた。

「あれれ…てつろうじゃない…こななところでなんしよんで?」

その瞬間、騒ぎが広まった。

消防団のおっちゃんは、ゆりこが生き返ったとさけびながら地区中を走り回った。

てつろうは、このあと政子六郎夫婦から大目玉くろたみたいだ。
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