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乳房星(再リフォーム版)
第8章 花の首飾り
「それではこれより、コリンチャンスイワマツキザエモンセヴァスチャンの所有財産を生前贈与に切り替える手続きを挙行する…まず、それに先だって公正証書の内容を読み上げる…なお、すべての文章を読み上げたあと、法的な手続きを執りおこなう…ひとつ…イワマツグループとイワマツ家の財産書に記載されている財産すべてを、コリントイワマツヨシタカグラマシーにすべて贈与する…ただし、贈与の権利が生じるのは、当人が18歳の誕生日をむかえる1989年11月30日より生ずる…なお、正式な権利を有するための法的な手続きは、連帯立会人のもとで行うこと…正式な権利を有するまでの間は、連帯立会人のもとで預かりとする…」

宮出さんは、このあとこまかい部分を2分間に渡って読み上げた。

つづいて、宮出さんは私の人生設計の項目を発表した。

「つづいて、コリントイワマツヨシタカグラマシーの人生設計のことについて読み上げる…ひとつ・『教育』について…コリントイワマツヨシタカグラマシーは、日本国籍を有していないので、日本の国で学校教育を受けることができない…」

宮出さんが言うた言葉を聞いた女性スタッフさんふたりが、ビックリした声で言うた…

「えー、そんなー!!」
「よーくん、日本の学校へ行けないってー!!どうしてなのよ!!」

女性スタッフさんふたりが、宮出さんに異議を唱えた。

それを聞いた大番頭はんは、女性スタッフさんふたりを怒鳴りつけた。

「あんさんら!!だまって聞きなはれ!!」
「あんまりですわ!!撤回してください!!」
「撤回してください!!」
「あんたたち!!…もう…」

端で聞いていた施設長さんは、必死になって女性スタッフさんふたりをなだめた。

「すみません…すみません…続けてください…」

宮出さんは『教育』に関する詳細の事項を読みあげた。

つづいては、『結婚』に関する事項が発表された。
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