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乳房星(再リフォーム版)
第113章 対馬海峡
話は、私・イワマツのA班のメンバーたちが専用機で移動中にあった出来事である。

時は、10月2日朝7時45分ごろだったと思う。

A班のメンバーたちが乗っている専用機が福岡空港に着陸した。

気象アラームが鳴ったことに伴う緊急着陸であるが、到着した時分はまだ晴れていた。

せやけど、なんで気象アラームが作動したのか…

とりわけ、専用機を降りたメンバーたちは特大バスに乗ってJR博多駅の近くにあるホテルへ移動した。

フライトスケジュールでは、九州北部を経由してチェジュ島へ向かう予定であった。

しかし、天気が急変するので予定変更を強いられた。

九州は、日中北部南部ともに曇り後雨であった。

メンバーたちがホテルに到着してから10分後に、(福岡)管区気象台から電話がかかってきた。

この時、東経140度北緯50度にある低気圧からうんと長い寒冷前線がのびていて、正午頃に西日本を通過すると言う情報を聞いた。

個室に入った私は、フライトスケジュールを変更する作業に入った。

私は、気象台の人から聞いた情報をもとに万年筆のキャップで日本周辺地図をなぞって調べた。

寒冷前線は、サハリン~沿海州沖を経て、朝鮮半島~中国大陸にのびている。

正午前後に、対馬海峡に接近したあと西日本を通過する…

なので、荒れた天気になる…

福岡空港は21時頃にクローズされる…

それまでに天気が回復してほしい…

(ゴロゴロ!!ドスーン!!ドザーッ!!)

正午過ぎのことであった。

福岡市中心部で大きな雷鳴が轟いたあと、1時間に50ミリに相当する非常に激しい雨が降り出した。

(ゴーッ!!)

同時に、より強い風が吹き付けた。

あと、9時間以内に天気が回復しない場合は専用機は欠航となる。

スケジュール帳の予定は5日からとなっている。

どんなに遅くても、4日の15時までには最終目的地に到着できるように調整しなければ…
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