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乳房星(再リフォーム版)
第114章 好きだった

ところ変わって、市制50周年記念公園(市民の森)にて…
「ファイトファイトファイトファイトファイトファイトファイト…」
敷地内の大きなハスイケの周りの遊歩道で、近くにある中学校のスポーツ部の女子たちがかけ声をあげながら走っていた。
勝手に仕事を休んだけんちゃんは、ベンチにこしかけて考え事をしていた。
けんちゃんは、とものりがドーキューセーと異なる学校生活を送っていることに激しい怒りを抱いている。
同時に、事情を抱えているふたりの子どもたちをナマケモノだと思い込んだ。
とものりのドーキューセーたちは、学校でスポーツ部で心身をきたえているのに、とものりは心身をきたえずになにしよんだか…
とものりのドーキューセーたちは、今のうちから目指す県立高校(ガッコー)を決めて受験対策をしているのに、とものりはゼンゼン努力していない…
(一番上の長男)はジエータイに入隊して、心身ともにきたえているのだぞ…
それなのに、とものりとかつのりはごはんおかわりすることと納豆を全部食べることと牛乳パックをからっぽにすることだけいっちょ前だ…
義父母さまが、ふたりの子どもたちを甘やかすけんこななアカン子になったんや…
オレ…
なんで…
律世と結婚したのか…
ソンしたわ…
田布施の家とリエンしたい…
律世とリコンして、ゆりこちゃんと再婚したい…
オレはまだ…
ゆりこちゃんを愛しているのだよぅ…
それなのに…
なんでよーくんが好きなんだよぅ~
そのように思ったけんちゃんは、ゆりこに一方的な思いをつのらせた。
同時に、私・イワマツを憎むようになった。
けんちゃんがゆりこをまだ愛していることはわかる…
だからと言って、なんで私を憎むのか?
理解に苦しむわ(ブツブツ…)
「ファイトファイトファイトファイトファイトファイトファイト…」
敷地内の大きなハスイケの周りの遊歩道で、近くにある中学校のスポーツ部の女子たちがかけ声をあげながら走っていた。
勝手に仕事を休んだけんちゃんは、ベンチにこしかけて考え事をしていた。
けんちゃんは、とものりがドーキューセーと異なる学校生活を送っていることに激しい怒りを抱いている。
同時に、事情を抱えているふたりの子どもたちをナマケモノだと思い込んだ。
とものりのドーキューセーたちは、学校でスポーツ部で心身をきたえているのに、とものりは心身をきたえずになにしよんだか…
とものりのドーキューセーたちは、今のうちから目指す県立高校(ガッコー)を決めて受験対策をしているのに、とものりはゼンゼン努力していない…
(一番上の長男)はジエータイに入隊して、心身ともにきたえているのだぞ…
それなのに、とものりとかつのりはごはんおかわりすることと納豆を全部食べることと牛乳パックをからっぽにすることだけいっちょ前だ…
義父母さまが、ふたりの子どもたちを甘やかすけんこななアカン子になったんや…
オレ…
なんで…
律世と結婚したのか…
ソンしたわ…
田布施の家とリエンしたい…
律世とリコンして、ゆりこちゃんと再婚したい…
オレはまだ…
ゆりこちゃんを愛しているのだよぅ…
それなのに…
なんでよーくんが好きなんだよぅ~
そのように思ったけんちゃんは、ゆりこに一方的な思いをつのらせた。
同時に、私・イワマツを憎むようになった。
けんちゃんがゆりこをまだ愛していることはわかる…
だからと言って、なんで私を憎むのか?
理解に苦しむわ(ブツブツ…)

