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乳房星(再リフォーム版)
第9章 積木の部屋

「それって、会社帰りのおとーちゃんが駅の売店でかうやつ?」
「それは夕刊ですよ!!」
「(うなりながら言う)ほんなら~あついめん類のあれ…」
「それはにゅうめん!!」
ますますコンワクしているおまわりさんは、私に言うた。
「思い出した~…『おっちゃん、いつものつけて~』」
「それはあつかん!!」
「ああ、ほんなら、お鍋の時に使うなんとかポン…」
「それはミツカン!!」
「ああ~…かゆいかゆい…虫にかまれたねん…あれや~」
「それはキンカン!!」
「ほんなら、和菓子…」
「それはかるかん!!」
「ああ、ほんならあれや~…昔テレビでやってた男女対抗のクイズ番組…」
「それは『霊感ヤマ感第六感』(朝日放送)じゃないの?」
「せやせや~」
「せやせやじゃないでしょーが!!おまわりさん!!まじめに聞いてください!!」
「聞きよるねん~」
「あのね!!在留証明書の資格の有効期限がおとついで切れたねん!!せやから、大急ぎで入管に行かないとどえらいことになるねん!!」
「ザイリュウってなに~」
「せやから、外国人が日本で生活する時にいる証明書ですよ!!有効期限が切れたら不法滞在者になるのですよ!!」
「(しんどい声で)せやけん、坊やはどないしたいねん~」
「どないしたいって、日本の国から出たいねん!!せやから入管へ行きたいねん!!」
「ニュウカンって、会社帰りのおとーちゃんが駅の売店でかう…」
「夕刊!!」
「あついめん類…」
「にゅうめん!!」
「『おっちゃんいつものつけて~』」
「あつかん!!」
「お鍋の時に使うなんとかポン…」
「ミツカン!!」
「かゆいかゆい~」
「キンカン!!」
「和菓子…」
「かるかん!!」
「男女対抗のクイズ番組…」
「『霊感ヤマ感第六感』!!」
「それは夕刊ですよ!!」
「(うなりながら言う)ほんなら~あついめん類のあれ…」
「それはにゅうめん!!」
ますますコンワクしているおまわりさんは、私に言うた。
「思い出した~…『おっちゃん、いつものつけて~』」
「それはあつかん!!」
「ああ、ほんなら、お鍋の時に使うなんとかポン…」
「それはミツカン!!」
「ああ~…かゆいかゆい…虫にかまれたねん…あれや~」
「それはキンカン!!」
「ほんなら、和菓子…」
「それはかるかん!!」
「ああ、ほんならあれや~…昔テレビでやってた男女対抗のクイズ番組…」
「それは『霊感ヤマ感第六感』(朝日放送)じゃないの?」
「せやせや~」
「せやせやじゃないでしょーが!!おまわりさん!!まじめに聞いてください!!」
「聞きよるねん~」
「あのね!!在留証明書の資格の有効期限がおとついで切れたねん!!せやから、大急ぎで入管に行かないとどえらいことになるねん!!」
「ザイリュウってなに~」
「せやから、外国人が日本で生活する時にいる証明書ですよ!!有効期限が切れたら不法滞在者になるのですよ!!」
「(しんどい声で)せやけん、坊やはどないしたいねん~」
「どないしたいって、日本の国から出たいねん!!せやから入管へ行きたいねん!!」
「ニュウカンって、会社帰りのおとーちゃんが駅の売店でかう…」
「夕刊!!」
「あついめん類…」
「にゅうめん!!」
「『おっちゃんいつものつけて~』」
「あつかん!!」
「お鍋の時に使うなんとかポン…」
「ミツカン!!」
「かゆいかゆい~」
「キンカン!!」
「和菓子…」
「かるかん!!」
「男女対抗のクイズ番組…」
「『霊感ヤマ感第六感』!!」

