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乳房星(再リフォーム版)
第151章 男の挽歌
その日の夜8時50分ごろであった。

ところ変わって、鹿児島市天文館通りにあるかっぽう旅館にて…

旅館の大広間には、溝端屋のダンナと田嶋組長と山岡と小林の4人と溝端屋と取り引きしている南予と中予の取引会社の社長30人が宴会を楽しんでいた。

和服姿の芸妓はんたち4人は、愛媛県のお座敷歌『伊予万才』を演奏していた。

この時であった。

田嶋の子分が小林のもとに来て、耳打ちで伝言をした。

「ああ、さよか…」

小林は、溝端屋のダンナたちに子分からの伝言を伝えた。

その後、溝端屋のダンナたちは宴会場を出てダンナが泊まる部屋へ移動した。

ところ変わって、溝端屋のダンナが滞在している部屋にて…

部屋の中に、ヤキソバヘアでももけた腹巻き姿の溝端屋の番頭はんがいた。

ほどなくして、溝端屋のダンナたち4人が部屋に入った。

「竹宮。」
「ただいま帰ってめいりやした。」
「ご苦労だったな…」

このあと、5人による密談を始めた。

番頭はんは、ことの次第を4人に報告した。

溝端屋のダンナは、報告を受けたあと番頭はんに言うた。

「ご苦労だったな…温品のクソガキはシンシンソウシツでおとがめなしと言うことで退学は回避されたと言うことか…」

小林は、怒った声で言うた。

「あのオクギョ理事長は、どこのどこまできたないやつだ!?」
「ああ、そのようだな…」

溝端屋のダンナは、奥の手を使うぞと組長たちに言うた。

「こうなれば、学園をのっとろう!!」
「学園をのっとるって…ダンナ、それ正気でおますか!?」

小林の問いに対して、溝端屋のダンナはこう答えた。

「あの学園には、ソーチョーが不在なんや…せやけん、今がチャンスや!!」

それを聞いた山岡は、溝端屋のダンナに兄を学園に送り込ませてソーチョーにさせると言うた。

山岡の兄は、六代目長州組の組長の山岡重朝(しげとも)であった。

田嶋組長たち全員の意見が一致した。

溝端屋のダンナたちは、このあとより過激な行動に踏み切った。
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