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乳房星(再リフォーム版)
第18章 あの鐘を鳴らすのはあなた
「ああ、えろおすんまへんなぁ~」

起きる時間を間違えて寝坊しはった大番頭はんは、大あわての表情(ウソつけ…)であった。

ゆりさんは、ひどくイラついた声で大番頭はんを怒鳴りつけた。

「おとーちゃん!!」
「ゆり、朝からおとろしい(こわい)声で言わんといてーなぁ…」
「おとーちゃん!!今何時やとおもとんねん!!」
「何時って、昼の12時でおますねん…」
「おとーちゃん!!ここは大阪の自分の家とちゃいまんねん!!ゴッチャにせんといてや!!」
「分かってまんがなぁ…ああ、みなさまえろおすんまへんでした…」
「…ったくもー!!おとーちゃんはイワマツグループのメンバーたちをまとめる大事な役割があるのよ!!メンバーたちをまとめる人がネボーするなんてみっともないわよ!!」
「分かってまんがなぁ…」
「わかっとんやったらはよ座ってや!!」

大番頭はんが席についたあと、メンバーたち全員は朝食に入る。

時計のはりは正午になってはるけど、朝食とランチがゴッチャになってた。

この日は、明日から本格的に始まるプロジェクトのスケジュールについて協議するために一日中洋館に滞在した。

1月2日の朝9時頃、私たちは洋館を出発してグリムスエイ島の空港へ向かった。

空港に到着後、滑走路に待機しているヴォンヴァルディア機に乗って、専用機が待機しているレイキャヴィーク・ケフラヴィーク国際空港へ向かう。

1月3日以降は、スケジュールが立て込んでいるのでグリムスエイ島の洋館に帰ってくる日は現時点では未定である。

私は、移動中のヴォンヴァルディア機の窓にうつるラングヨークトル氷河をながめながらいろんなことを考えた。

イワマツを作る仕事のこと…

医大に入学したあとのこと…

そして、私の今後の人生設計のことなどを…
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