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それでも僕は
第11章 11★




「南、東雲…夏休みの合宿あるけど、参加するか?」
新しくバスケ部になった里見が俺と律に合宿に参加するかどうか尋ねて来た。
「僕は参加する予定です」
律は参加を表明して視線を俺に向ける。
「俺も参加します」
「どうして僕達には直接聞きに来たんですか?」
夏休みの合宿は費用がかかることもあって参加者は自己申請制のはず。
「あぁ、南と東雲は抜けた3年の代わりにレギュラーなるから」
里見が顧問に呼ばれ去って行く。またケイと一緒にいれる時間が減るのは悲しいけど、顧問や部長の期待には応えなくては…。






夏休みに入り、部活に勉強と忙しい日々を送っていた。優斗にはそれ休みになるかと呆れられたが、学校がない分いくらかは時間に余裕ができた。
そして何より、ケイと一緒にいれる時間が増えたのが嬉しい。ただケイと一緒にいる時間が増えて困ったことにもなっている。
「ケイ、分からないところない?」
「うん、大丈夫だよ、ゆう」
部活から帰り、ケイと一緒に夕飯を済ませ、夏休みの課題を片付けていた。
「…………」
課題を捌きつつも、どうしても意識がケイのほうを向いてしまう。ちゃんと勉強に集中しないと…そう自分を戒め、勉強に励む。時計の針が8時を切ったところで俺達は勉強を切り上げた。
「ケイ、のど乾いてない…か?」
何かお菓子と飲み物を取りに行こうとするとケイが俺をベッドに押し倒す。
「け、ケイ?」
ケイは俺を曇りない笑顔で俺を見下ろす。
「明日から合宿なんだろ?」
「う、うん…そうだけど」
ケイには1週間ほど強化合宿で会えないと事前に伝えている。それなのに今さらどうしたんだろうか?と不安になる。
「1週間も合宿で大変だと思うから、気持ち良くしてあげる」
「は?…ちょっ…待って…」
ケイは俺のズボンを脱がそうとする。
「いつも言ってるけど、ゆうが本気で嫌って言えばやめるよ…そもそもゆうが本気で抵抗したら俺じゃあどうしようもないし」
ケイの言う通り、俺が全力で抵抗したら華奢なケイを引き剥がすのは簡単だ。だけどケイにソレを扱かれるのが気持ち良くて自慰に耽る回数が増えた。今だって本当ダメだと思っているのに、あの気持ち良さを忘れられずにいる。
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